遺稿集 #2
アララギ派
窓透きて青葉明るき山の温泉の湯室にあれば静かなるかも
(四日市 22才)
白けたる道にはあれどひととせの通い路なるを思はざらめや
山国はつつじの花のもえさかり働くわれが目にあたしらしき
(広島農学校 26才)
種蒔きし草花いまだ発芽せず転任の日は近づかんとする
義父と話ができるならば、和歌の手ほどきをうけてみたかった・・
今頃になってそんな事に気がつくなんてちょっぴり情けない
かなわぬ夢
窓透きて青葉明るき山の温泉の湯室にあれば静かなるかも
(四日市 22才)
白けたる道にはあれどひととせの通い路なるを思はざらめや
山国はつつじの花のもえさかり働くわれが目にあたしらしき
(広島農学校 26才)
種蒔きし草花いまだ発芽せず転任の日は近づかんとする
義父と話ができるならば、和歌の手ほどきをうけてみたかった・・
今頃になってそんな事に気がつくなんてちょっぴり情けない
かなわぬ夢
遺稿集より
アララギ派
今は亡き義父の趣味であった短歌
短歌の世界は無知な私が選んだ歌です
義父は即興的に日記代わりとした想い出の歌として作った・・と。
五月雨の雲さりゆきし大空ゆ日かげまぶしく柿の葉照る
中学5年(昭和4・16歳)
夕波の奇する巌にはるけくも沖眺めつつ髪を解く海女
神宮皇學館4年
浜宿をつとに出で立ち南する志摩の海辺にすがし朝風
今は亡き義父の趣味であった短歌
短歌の世界は無知な私が選んだ歌です
義父は即興的に日記代わりとした想い出の歌として作った・・と。
五月雨の雲さりゆきし大空ゆ日かげまぶしく柿の葉照る
中学5年(昭和4・16歳)
夕波の奇する巌にはるけくも沖眺めつつ髪を解く海女
神宮皇學館4年
浜宿をつとに出で立ち南する志摩の海辺にすがし朝風

